2011年4月の記事一覧

場所はNYの「紅や」というバー。時代は2012年。
和服を着たミミ(篠井英介)から始まる。
「紅や」を舞台に2012年から1945年の出会いまで時代をさかのぼり、ベニイとミミとジュンの三人の人生が、だんだんと明らかになっていく。

いつになく、シリアスというか、真面目路線。
三人の丁々発止のやり取りが心地いい。
三人がそれぞれの人生を生き、影響されながら少しずつ考えが変わっていったんだなと思うと、年を取るのって悪くないって思えます。
それにしても篠井さんキレイだなあ。
ジョーの結婚式でみんなで肌襦袢でうろうろするところなんか、かわいくて悶絶しそうになった。
そして一番ビックリしたのはあっちゃんの男装が非常に違和感があるってこと(爆)。

公演:3軒茶屋婦人会「紅姉妹」
場所:紀伊國屋ホール
日程:4月21日~4月29日
作:わかぎゑふ
演出:G2&3軒茶屋婦人会
出演:篠井英介・深沢敦・大谷亮介
座席:E列右ブロック 5,800円
時間:2時間

さてかなり楽しみにしていた秋山さんのブランチ。

こんなブランチなら、わざわざ照明を暗くしなくても全然いけると思うんだが。
それくらいにかわいらしく美しく妖艶なブランチ。
もうちょっと年を取って誰にも見向きもされない的な部分が出た方が良かったんじゃないかな、とちょっと思った。
終盤の真実が明らかになっていっての場面、蝶のように妖艶で、ここは良かったんだけどなあ…。

松尾さんの演出は私にはちょっと「演出過多」に思えた。
余計なところに笑いを持たせる必要が分からない。
ミッチとかも、あんなキャラにしなくても素直にやってもいいんだと思うんだけどなあ。
そんなところで目を引きつけさせなくても、十分にオクイ・シュージさんには魅力があると思うんだが。
マイベストミッチは田中哲司ですけども(苦笑)。

いつもこの戯曲を芝居で見るたび思うんだが、ブランチを送り出した後、ステラとスタンリーの夫婦はちゃんと円満にやっていけるのかってことだ。
今回は特にそこ気になったな。つーか私だったら絶対に無理。

公演:パルコプロデュース「欲望という名の電車」
場所:PARCO劇場
日程:4月12日~5月1日
作:テネシー・ウィリアムズ
演出:松尾スズキ
出演:秋山菜津子・池内博之・鈴木砂羽・オクイシュージ・猫背椿・村杉蝉之介・顔田顔彦・河井克夫・小林麻子・井上尚 ほか
座席:D列センターブロック7,700円
時間:3時間(休憩15分含む)

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