2001年3月の記事一覧

いやぁ、こんなに変わるものなのね…。
楽は全体に渡って余裕もあったりして、安心して見れた。
やっと堤さんかっこいいと思ったし。
まあ及第点じゃないのかな?
個人的に阿修羅の方が好きだけど、これはこれで…。
手塚とおるらぶり~だし、前田美波里はかっこいいし、やっぱり村木さんと前田さんのデュエットは鳥肌ものだし。
美泥の「生き残りなよ、あんたらくらいはさ」って台詞かっこよかったな~。

楽しませてもらいました。

公演:劇団☆新感線「Beast is Red〜野獣郎見参」
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
場所:青山劇場
日程:3月12日〜3月31日
出演:堤真一・高橋由美子・古田新太・松井誠・手塚とおる・前田美波里・橋本じゅん・こぐれ修・粟根まこと・大沢さやか・逆木圭一郎・右近健一・河野まさと・村木仁・インディ高橋・山本カナコ・礒野慎吾・吉田メタル ほか
チケット:S席8,400円

たかシを見にいったお芝居。最前列センターでたかシを堪能。
ほんとにいい役者になったものだ。

それにしても演出がいまいち。話もいろんなものを入れるから訳分からなくなってる。
もっとシンプルにしてくれた方がより話は楽しめたかもしれない。役者が勿体ない。

鬼と鬼を退治しようと心を鬼にする者達。そしてその鬼の親、その親に自分の兄を殺された男。
そんな中でばたばたと鬼を巡って話は進んでいく。

こんな言い方失礼だけど言葉遊びが遊びになっていない。
野田さんだったら…と想ってしまったいけないわたし。

公演:オーツーコーポレーションプロデュース公演「鬼〜羅生門より」
原作:横内謙介(新羅生門)
脚色・演出:松村武
場所:全労済ホール スペースゼロ
日程:3月24日〜4月8日
出演:小田茜・みのすけ・金久美子・AKIRA・神原聖・ 山中たかシ・松戸俊二・大森ヒロシ・松下好・池谷のぶえ・平野くんじ・工藤順矢・山崎樹範・藤田記子・森田ガンツ・菅原永ニ・浅田純子・石原宣秀・市子嶋しのぶ・大内めぐみ・岡本勲・柿本景・河田義市・奈良崎まどか・音室亜冊弓・野沢一平・野本亜紀・辰己蒼 他

新感線っていつも話は大して違わないんだよね。特に阿修羅と野獣郎なんて、なあんか似てる。鬼を退治しに…って感覚が。それに魑魅魍魎の衣装同じだし(爆)。
でもね、楽しめることには変わりはないのだ。
客演の皆さんは、だいぶ余裕が出てきたみたいで、別に気になるところはなかったし、美波里さんと手塚さんはほんとにかっこよかった~。
美泥のお母さんが化けて出てきたところを、かばう美波里さんがかっこよかった、ほんとに。そして泣けた。
まあ作品的にはまだまだ、という感があるけども(エピソード盛り込みすぎでなじんでない)、でも楽しめる。
堤さんの楽しそうな顔も印象的。ワイルドな堤さんは好きよ♪
カーテンコールで帽子を取った手塚さんがかっこよすぎて「かっこいい~」と叫んでしまったのはこの私です。(^^;;;

公演:劇団☆新感線「Beast is Red〜野獣郎見参」
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
場所:青山劇場
日程:3月12日〜3月31日
出演:堤真一・高橋由美子・古田新太・松井誠・手塚とおる・前田美波里・橋本じゅん・こぐれ修・粟根まこと・大沢さやか・逆木圭一郎・右近健一・河野まさと・村木仁・インディ高橋・山本カナコ・礒野慎吾・吉田メタル ほか
チケット:S席8,400円

重さんと明美の悲しいストーリー。
二人愛し合っていながらも、すごく信じていながらも、でも信じ切れない。
その哀しさがいろんなところに波紋を広げ、そして破滅への道を辿る…。

ってストーリーだけにしておけば良かったのに…。
ダンスが得意な渋谷さんだから、ダンサーを目指していた、という設定にしたために、余計なシーンが追加になってる。
それにトロイって必要だった??って思っちゃう。頼むから少ない人数で勝負してくれ。
台詞はいいんだもの、もったいないよ。。。
それと渋谷さんのダンスシーン、見せ場を作りたいのは分かるが、あんまし必要なようには思えなかった。。

うぅ、酷評だ、今回も。

公演:北区つかこうへい劇団「ストリッパ−物語」
作・演出:つかこうへい
場所:赤羽会館
日程:3月14日〜3月17日
出演:赤塚篤紀・渋谷亜希・森ほさち・井上直己・黒川恭佑・岩崎雄一・吉浦陽二・川岸直美・酒井隆之・内山翔人・遠藤佳一・小川英敏・小谷心平・嶋祐一郎・長与千種・トロイ・山本哲也・長瀬健一・小川岳男・友部康志・とめ貴志・武田義晴・川畑博稔・渡辺和徳・及川以造・太田洋一郎・踊場英祐

話が分かりやすすぎる、そして明るすぎる印象。
まぁ、松尾スズキというと「難解、暗い」と思っているのかもしれない、無意識に。
でも、その世界に酔いしれた。すごかった。。。松尾スズキの作り出す世界が好き。
例え陳腐な台詞であろうと、どこから持ってきたのかちんぷんかんぷんなギャグとかでも…。
秋山さん演じるお母さんの哀しさに泣けた。
あとは千秋楽に行ってからね。

大人計画「エロスの果て」
作・演出:松尾スズキ
場所:本多劇場
日程:3月14日〜4月1日
出演:阿部サダヲ・宮藤官九郎・荒川良々・伊勢志度・宍戸美和公・猫背椿・村杉蝉之介・田村たがめ・池津祥子・ドロレスヘンダーソン・近藤公園・平岩紙・皆川猿時・秋山菜津子・宮崎吐夢・松尾スズキ・顔田顔彦
チケット:4,700円

北区の戯曲塾の和田さんの第二弾。

去年の「英泉」より脚本ははるかにましだし、三人に登場人物を絞り込んだために、もっと全体が作れるようになったと思う。
そうそう無理しなくてもいいのよ、そのサイズに合わせてやればね、と好感は持った。

ただ1時間ちょっとの芝居のくせに飽きるし、1時間ちょっとの時間では書ききれない、細かい心情の描写が気になった。
登場人物がいくら何かを言っても上っ面で、全然こちらへ気持ちが降りてこない。全然リアリティがない。
本当に幼なじみなのか、それすら疑りたくなるほどだ。
話の上ではすごく信頼しあって、でもライバルで…みたいなのに、そうは思えない。
だから何で最後に死ぬのかも理解に苦しむ。。
つまらないまま、あっという間に時間は過ぎていった。
智則くんが楽しそうにやっていたのだけが印象的で、他には何も残らなかった。

北区つかこうへい劇団「烈志」
作・演出:和田肇子
場所:北とぴあ
日程:3月2日〜3月4日
出演:吉田智則・山本哲也・渡辺和徳

池田成志暴れまくり。
それが何とも心地いい感じ。
話は淡々としてるし、そ~んなに劇的におもしろくないけど、
土日のお昼当たりはこういう軽いのを見るのもまたいいのかな?と思ったです。
もう一回行くんだけどね。。。(苦笑)

公演:PARCOプロデュース「ラ・テラス」
作:ジャン・クロード・カリエール
演出:山田和也
場所:パルコ劇場
日程:3月1日〜3月18日
出演:西村雅彦・近藤芳正・手塚理美・池田成志・藤村俊二 他

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