とある町の曽根新聞屋に一人の女(永作博美)がやってくる。
彼女はここの主人の慎太郎(梶原善)の愛人だと名乗り、妻美十理(広岡由里子)や息子功一(近藤公園)、娘紗登子(前田亜季)らは彼女の言うことをあっさり信じる。
どうにか存在をなかったことにして自分たちの生活を始めるが、住み込みのえいみ(吉本菜穂子)が彼女をかくまうことになってしまう。
そんな感じのあらすじ。
全般にわたってコメディテイストで、おもしろおかしくこの家族が描かれており、飽きさせないのではあるのだが、いろんなことが理由としてこの家族を支配していて、それをこの家族が「うまくいかない理由」として使っているのが感情的に許せなくて途中からかなり客観的に見てしまっていた感じ。
吉本さんと広岡さんの二人のバトルとか、善ちゃんの悲しくもコメディな感じも、近藤くんもとってもよかったんだけどなあ。
公演:PARCOプロデュース「幸せ最高ありがとうマジで!」
場所:PARCO劇場
日程:10月21日~11月9日
作・演出:本谷有希子
出演:永作博美・近藤公園・前田亜季・吉本菜穂子・広岡由里子・梶原善
座席:F列左ブロック 7,000円
時間:2時間