幕末の宮崎県、伊東祐相という殿様とその周りのお話。前半はいつもの、というか、例によってというかドタバタなコメディなんだけど、後半になって祐相が農民になるあたりからシリアスに変わっていろんなメッセージが入ってて実は泣きっぱなしでした。なんでわたしこんなに涙が出るんだろう、と不思議に思えるほど。疲れてたのか?(苦笑)
人の温かさとか、人の悲しさとか、ほんとになんかぽわーんときたりして。有園さん、新谷ちゃん大好き。
カーテンコールで一人踊る直美ちゃんに、観客は一瞬にして持っていかれておりました。傑作すぎでした。
公演:殿のちょんまげを切る女
場所:新橋演舞場
日程:2月1日~2月25日
作:中村敦彦
演出:ラサール石井
出演:中村勘三郎・藤山直美・大村崑・岡本綾・中村七之助・波乃久里子・渡辺哲・朝倉伸二・有園芳記・新谷真弓 ほか
座席:一等席1階13列13,650円
時間:3時間40分(途中休憩1回含む)