中世イタリア、パルマ地方。貴族の家に産まれたジョヴァンニ(三上)の神父への懺悔から始まる。その懺悔の内容とは自分が血の繋がる妹アナベラ(深津)を愛していると言うものだった。
妹にその気持ちを吐露した後、二人は結ばれ妹は兄の子を身ごもってしまう。
その事態を収めるため、かねてより求婚されていたソランゾ(谷川)と妹の婚儀が執り行われるが、ソランゾに懐妊のことがバレてしまう。
そんなあらすじです。
正直、蜷川さん演出に手を抜いている感じしたな。
今までは「これしかない」という演出の迷いのなさを感じたけど、今回は良い言い方をすれば「役者に預けちゃった」という感じ。特にソランゾの従者ヴァスケス(石田)の扱い方には疑問が残った。
公演:あわれ彼女は娼婦
場所:Bunkamuraシアターコクーン
日程:7月6日~7月30日
作:ジョン・フォード
演出:蜷川幸雄
出演:三上博史・深津絵里・谷原章介・石田太郎・立石凉子・梅沢昌代・高橋洋・たかお鷹・中丸新将・有川博・瑳川哲朗 他
座席:K列左ブロック S席9,000円
上演時間:3時間10分(休憩15分含)