2005年8月の記事一覧

エドモンドを演じる八嶋くんの、遊びのない芝居は大好きなので、見ていても飽きない。中村さんとか、小松くんとか、明星さんとか、紙ちゃんとか豪華な脇が固めてくれているそんな感じ。
でも、なんか眠い。。。照明が暗いせい?

あらすじ
NYの平凡なサラリーマン「エドモンド」は、占い師に「あなたはいるべき場所にいませんね」と言われたことで、自分の人生を見つめ直す。
家に帰り、さっさと妻と別れ、町を放浪。ヤレる女を求めて、風俗を渡り歩いたり、行った場所行った場所で騙され、財布を盗まれ、指輪を質に入れたついでに護身用にナイフを購入。とある喫茶店で知り合った女性と関係を持つが、口論になりその女性を刺してしまう。教会に行って助けを求めようとしたところで、トラブった他の女性に見つかり警察に捕まってしまう。

公演:SISカンパニープロデュース「エドモンド」
場所:青山円形劇場
日程:8月19日~9月13日
作:デイヴィッド・マメット
演出:長塚圭史
出演:八嶋智人・大森博・大森博・酒井敏也・小松和重・中村まこと・明星真由美・平岩紙・小泉今日子
チケット:指定6,500円 Fブロック2列目
時間:1時間35分

冒頭の自虐的なケラのフィルムにまずは大爆笑。
初演「キレイ」のチラシ衣装を着た奥菜恵が歌う「ケガレ」のテーマに、「そうそうこれが聞きたかったのよー」と全然違うところに脳みそが反応。やっぱり、いいなー、奥菜恵のケガレ。(をいをい)

さてストーリーの方は、老夫婦がトーキョーあたりに住む息子夫婦の元へ出かけることになります。
どうやら、これは、とある映画のストーリーのようです。
映画の中のもう一人の主人公「すぐやる課」の渡辺さん。渡辺さんは胃がんを患っており、自分の命が短いのだと知ると、世界征服に乗り出します。
はてさて、映画の方はどうなるのやら?
とかそんな内容かな?

公演:劇団健康「トーキョーあたり」
場所:本多劇場
日程:8月5日~8月28日
作・演出・音楽:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:手塚とおる・犬山イヌコ・みのすけ・三宅弘城・峯村リエ・大堀こういち・藤田秀世・新村量子・KERA
チケット:指定5800円 G列左ブロック
時間:2時間35分くらい

夏目漱石とその妻鏡子との生活を「吾輩は猫である」「夢十夜」を舞台としながら描かれた作品。
前半は「猫」からの視点で、後半は「夢十夜」をモチーフとしながら物語は進んで行きます。

公演:SISカンパニープロデュース公演「新編・吾輩は猫である」
場所:シアタートラム
作:宮本研
演出:井上尊晶
出演:小林聡美・高橋克実・高橋一生・梅沢昌代・坂田聡・山崎一・綾田俊樹
座席:I列右ブロック6,500円
上演時間:1時間50分

井上ひさしさんお得意のなぜか昭和の匂いがする作品。
役者さんも適材適所という感じ。何よりも座長の高畑さんと番頭の村田さんのコンビが見ていて楽しい。
舞台セットは基本的には大和座のみで、見せ方が非常に上手だった。
まあいくらなんでも11,000円は高いと思うが、商業演劇なりの楽しさは満喫できたと思う。

時は明治、場所は浅草。そこに芝居の上演禁止を言い渡された大和座がある。座長の坂東飛鶴は「坂東飛鶴よろず稽古指南所」との看板を出し、稽古の師範をすることでどうにかこうにか生計を立てていた。
昔馴染みから二組の洋式舞踏の指南をお願いされる飛鶴、実はその二組は明日の鹿鳴館でお見合いが予定されている男爵家の跡取りと長崎屋の娘の二組だった。
二組は両方とも主従を入れ替えて、相手の本当の姿を見ようと計画を立てていた。
そして出会った二組。大混乱の始まりであった。

そんな感じのあらすじ。

公演:「もとの黙阿弥-浅草七軒町界隈-」
場所:新橋演舞場
作:井上ひさし
演出:木村光一
出演:筒井道隆・柳家花緑・田畑智子・横山めぐみ・高畑淳子・池畑慎之介・辻萬長・村田雄浩・六角精児 ほか
座席:1階7列センターブロック11,000円
上演時間:2時間45分+休憩(2回)45分

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