2003年2月の記事一覧

大阪組ということで、少しアレンジの加わっている脚本でした。
大人の熱海、なんだかエログロです。（爆）
はっきり言って、清家さんも次郎さんも、あんましうまくないんだけど、そのスペースが空いてしまいそうなところをアクションで補ったり、
その「熱」で埋めようとしているところに、好意を持った。
いっぱいいっぱいすぎて、感情の起伏が客席に降りてこないので、もっと表現できるといいなぁ～と思いましたです。

休演日開けの本日、のっけから銀ちゃんは異常なテンション。
そんな状態の中、小川くんがとっちらかって、台詞とんじゃったもんだから、そこからなんだかおもしろいことに。（爆）
「これだから馬鹿は嫌いなんだよ」
とまあ銀ちゃんらしく、さらっと交わしたんだけど、そのあと、百円玉渡せよ、というところで、語尾が「ぐ」とかなっちゃって。
またしても苦笑い。
でも、こういう時の銀ちゃんって笑顔が増えてわたしゃ大好きだね。
最後のレイ子が帰ってくるシーンの銀ちゃんってば、なんてかわいいんでしょう。実は結構めろめろ。（爆）

さて１日空いて、劇中劇のあまりの退屈さに爆睡かっとぶ。（爆）
ここどうにかならないんだろうか？
爆睡していたら、すご～くあっという間の２時間でした。（だめじゃん）

「BIG BIZ」の続編。
いやぁ～駆け引き、っていうか、すれ違いが実に見事だわ。
「たすけて」の紙を見て、誤解をする大王。。素敵。
息つぐ暇もなくて酸欠になってしまった「BIG BIZ」ほどではないが、やっぱり十分に楽しませていただいた。
心地よい２時間でした。

さてわたしにとっては最後の「ニンゲン御破産」、最前列の右端からの観劇になりました。
この前見た時の方がおもしろかったなぁ～。
でも、あまりに近くでサダヲを堪能できたから、ま、いっか。（爆）

銀ちゃんの演出ってことで、どんなつか色になるのかと思っていたら、結構あっさりしていたわね。
正直、もっと二人の愛憎劇をもっと出して欲しかったような気がするし、もっと遊べるところがたくさんあるので、だんだんと遊んでいって欲しいと思うことも多々あり。
でも、久々にあんましいじられていないつか作品を見て、やっぱりぐっ、と来るところはあったな。
横山めぐみさんにはもうちょっとがんばっていただきたい。
楽しそうな銀ちゃんを見るだけでも、この公演はあたりかもね。。

行きたかったんだけど、予定やらチケット代やらが気になっていけない予定だったのが、ヴィレッジでディスカウントチケットが出て、急遽行って来ました。
中島さんの脚本ということで、いまいちできあがってない感を考えると「月晶島綺譚」を思い出した。（爆）
匠ひびきと杉浦太陽がいまいち。つうかダメダメだ。（爆）
草刈さんも最初苦手だなぁ～と思って見ていたんだけど、一幕の最後、もう一役が出てくると俄然良くなってきた。
新感線からの４人は、劇団としての本公演よりも見せ場も多く見所たくさん。
あと執事をやった治田さんと土井裕子さんの歌がめちゃめちゃ上手で感動。。
草刈さんの早変わりとか、スタントとか、結構見所は多い。
六角さんに至っては、一人舞台荒らしのような感じ。中間管理職の切なさが出ていて、素敵だった～～～♪
最後の「ガンマンゾロ　メガネバージョン」に笑わせていただきました。六角さんを見ているだけならかなり楽しめる。
まあ舞台装置と衣装にお金がかかっているのは分かるのだが、この値段は高いでしょう。（Ａ席１０５００円）
ディスカウントチケットで十分だわ。（６０００円）

今日はＣ列にて鑑賞。
いやはや席が前になると、こうもわかりやすいものかなあ。。
まあ二回目だっていうのもあるし、一応一回目で筋は追えているので、理解ができたっていうのは十分にあるんだろうけど、
「おもしろかった～～」
のである。
三幕目も楽しく見られた。
どこかで「松尾さんの『業』の部分が少ない」とかかれていたのを読んだけども、いやはやかなり「業」書かれてるんじゃない？？
かなりいろんなものに隠されているけれど、やっぱり「業」を感じてしょうがなかった。
っていうか、そこが見えてきたら、この芝居数段おもしろく見られてくるようになった。
実之助、女なんだよ？？
そこから全部見ると、すごいよなぁ～。この話ったら。
。。。ユリイカによると「お江戸でござる」だそうです。
なるほど納得。（爆）

豪華なキャストにしては使い方がもったいないような気が…。篠井さん、小須田さん、紀保ちゃん、あつみちゃん、亨さん。
う～ん微妙。っていうか、わたしやっぱり寺山の作品、受け付けないかも。
話がよくわからん。っていうか理解しようっていう気が起きない。（苦笑）
膨大な台詞の引用は好きだし、そういう遊び心はＯＫなんだがなぁ。
篠井さんに最後じっと見つめられて、恋に落ちたかもしれない…。（爆）

サイレント映画時代のサスペンスにちょっとラブコメディを追加して、ってな話。
正直、サイレント映画っていうものにあんまし意識が今まで無かったもので、一幕目が説明すぎて、退屈。
二幕目もいまいちのめり込めずに終了してしまいました。（苦笑）
一番おもしろいのが劇中の映像っていうのは、どうしたもんかねぇ…。
古田、抑えめながらもかなり好きなタイプ。
峯村リエちゃん、村岡希美ちゃんの二人がステキでございました。

加瀬実之介は狂言作者。彼の作る脚本と、現実とがオーバーラップして…。

追加席、Ｈ列ど真ん中。
セットが「キレイ」を彷彿とさせる。（爆）
思ったよりも勘九郎さん控えめだったなぁ～。
まあ始まったばかりつうのもあるんだろうけど。
なぜか本筋とは関係ない、宮藤さんやら松尾スズキやらに目を奪われてしまう。
いかん、いかんこんなことじゃ。
吹越さんサダヲの兄弟がいい感じ。
田畑さんもすごくいい感じ。
二幕の最後はうるうると来たものの、三幕が今一歩という感じがした。
影に隠されている言葉を読みとれなかったのかしら。
次回に期待いたしましょう。