2009年12月の記事一覧

あれ?書き忘れてたよ…。

楽しかった記憶はあるんだが、詳細はよく記憶に残ってないなあ。
ユースケが結構良かった。
橋本さとし/大倉孝二/犬山イヌコの三人がいい味出してたわ。

公演:Bunkamura20周年記念企画「東京月光魔曲」
場所:Bunkamuraシアターコクーン
日程:12月15日~2010年1月10日
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:瑛太/松雪泰子/橋本さとし/大倉孝二/犬山イヌコ/大鷹明良/長谷川朝晴/西原亜希/林和義/長田奈麻/赤堀雅秋/市川訓睦/吉本菜穂子/植木夏十/岩井秀人/長谷川寧/桜乃まゆこ/嶌村緒里江/森 加織/吉沢響子/渡邊夏樹/伊藤蘭/山崎一/ユースケ・サンタマリア
座席:S席1階A列左ブロック9,500円
時間:3時間30分(休憩15分)

川釣りと、橋からの飛び込みが名物の山間の町。
遊び半分で飛び降りた観光客の死亡事故が続き、伝統儀式の飛び込みも自粛を余儀なくされた。
そんな時、町の若手たち「チームあまご」が立ち上がり、新しい町興しに取り組み始める。
それは町にあった玉突き場を復活させ、町が生んだ出世頭(サツキマス)である女子プロ・ビリヤード選手を呼び戻すことだった。
しかし、そのことが多くの人の古傷を、呼び起こすことになった……
扉座のオフィシャルサイトからの引用

久々の扉座本公演。客演に近藤さんを迎え、かつての劇団員の菊池さんもご出演でした。

近藤さん、岡森さん、犬飼くんの三人が醸し出す静かな感じが好き。
静かにその場所に脈々と行き続けている感じが。

正直、最近の扉座の若手は、なんかこう芝居がうるさくて好きじゃないんだけども、年長組のみなさんの静かな芝居がとても良かった。
岡森さんも出番は確かにそんなに多くないけど、外の人間ながらもその場所に尊敬の念を持って人と接して、地元の人に受け入れられている様子とかも良かったです。
それと対比するのが累央なわけですが、ここがなあ、もう一つ弱いんだよなあ。

まあ展開としては結構ありふれているというか、やっぱりそうなるのね、的な展開で、伴さんの心が解けていくところが、若干強引というか唐突なんだよなあ。
もうちょっと手を入れれば、もっと面白くなるだろうと思うんだが。
あと若手の使い方ももうちょっとどうにかなりそうな感じ。

でも個人的に「Time After Time」とかかかっちゃって、菊池さんの扉座久しぶりだなー、でも古巣の扉座メンバーとさすがに違和感ないなあーとか、いろいろ思うところがあり泣いちゃったわ。

公演:劇団扉座「サツキマスの物語」
場所:紀伊國屋サザンシアター
日程:12月2日~12月6日
作・演出:横内謙介
出演:近藤正臣・岡森諦・杉山良一・中原三千代・有馬自由・伴美奈子・犬飼淳治・菊池均也 ほか
座席:11列センターブロック 5,200円
時間:2時間20分
チケット:10月18日一般発売 指定4,200円
問合せ:劇団扉座 03-3221-0530

1954年アメリカのテレビドラマが大元で1957年に映画にリメイク。その映画は何度も見たことがありまして、かなり大好きな映画です。十二人の陪審員たちが一つの殺人事件について喧々諤々するというストーリー。

というわけで、どういう展開になるのか、どんなオチになるのか、基本的には全部知っているわけです。
それでも、12人のそれぞれの人生とか考えて、ハラハラしたり、なるほどと感心したり、むかついたりできるのは、やっぱり脚本の力も大いにあるのだけど、変に余計なことをしない蜷川さんの演出の手腕によるものだったり、芸達者の役者さんたちによるものがあったと思う。
閉鎖された空間の緊迫した空気に終始集中して舞台の上から目が離せなかった。

最後のシーンの德馬さんのあたり、なんだか知らないけど、涙が出てきてしょうがなかった。
大門さんの「差別」のあたりもそうなんだけど、人間って承認されないで生きてきちゃうんだよね、って思ったり。
承認されて来たら、少なくともこの二人はこんな風にはなっていなかったんじゃないかって。
今までがんばって生きてきたよね、偉かったよね。って言いたくなった。

役者さんで言えば、まあ中心となる二人(中井さん・德馬さん)はもちろんいいのだが、岡田さんや品川さん良かったなあ…。
千秋楽間近ということで、お客さんもなんだか暖かくて良かったです。満足しました。

公演:Bunkamura20周年記念企画「十二人の怒れる男」
場所:Bunkamuraシアターコクーン
日程:11月17日~12月6日
作:レジナルド・ローズ
演出:蜷川幸雄
出演:中井貴一・筒井道隆・田中要次・斎藤洋介・石井愃一・大石継太・柳憂怜・大門伍朗・品川徹・西岡德馬・岡田正 ほか
座席:S席1階P列右ブロック9,000円
時間:2時間30分(休憩15分)

宮藤さんが歌舞伎の新作を手がけるというのと、歌舞伎座改装前に一回見に行っておかなくちゃ、というんで、どうにかチケットをゲットして行ってきました、久々の歌舞伎座。
諸事情によりぴあでチケット取ったらかなり端の方の席だったので、なかなか見づらかったけども。まあしょうがないわな。
まあお陰で下座さんの演奏が楽しめて楽しかったのではありますが。
特に身替座禅での下座さん面白かったなあ。三味線の人がノリノリで、すごく上手かった。

各幕ごとの感想は続きにて。

公演:歌舞伎座さよなら公演「十二月大歌舞伎」昼の部
   操り三番叟/野崎村/身替座禅/大江戸りびんぐでっど
日程:12月2日~12月26日
場所:歌舞伎座
出演:【操り三番叟】勘太郎・松也・鶴松・獅童
   【野崎村一幕】福助・孝太郎・秀調・彌十郎・橋之助
   【身替座禅】勘三郎・染五郎・三津五郎・巳之助・新悟
   【大江戸りびんぐでっど】染五郎・七之助・勘太郎・ 勘三郎・彌十郎・三津五郎ほか
座席:1等席1階5列右ブロック16,000円
時間:5時間10分(休憩含む)

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