2004年2月の記事一覧

明治時代の終わりから大正時代をいきた、思想家・演劇人たちのお話。
なんか、こういうお話って好きなんだよな~。大正時代が単に好きだって言うのもあるんだろうけど、なんだか一生懸命生きている感じがね。。
戯曲読んでみようと思ってます、はい。
ドリさん、段田さんが素敵すぎ。高橋さんがかっこよく見えたのなんて初めてでした。(爆)
このメンツでやったら役者に文句あるわけないんだけど、演出にはちょっと疑問が残ったかな?
最後のあの歌、どうにかならなかったのかな?
あそこのシーン、すごくいいと思うんだけど、歌で現実に帰って来ちゃう。もったいない。
つかさんみたいな演出だった。。
さて来週も見に行って来る予定なので(好きだな、わたし)、満喫してきたいと思います。

公演:SISカンパニー「美しきものの伝説」
作:宮本研
演出:マキノノゾミ
場所:紀伊國屋ホール
日程:2月17日~3月10日
出演:段田安則・キムラ緑子・浅野和之・高橋克実・深浦加奈子・田山涼成・羽場裕一・佐戸井けん太・綾田俊樹・松澤一之・山下容莉枝・樋渡真司・西川忠志 ほか
チケット:指定6,500円

千秋楽ってことで、客席は異常なまでの盛り上がり。ノリもいいし、一緒に「バツ!」ってやっちゃいました。
たのしいね~。アホだね~。
サダヲの喉、心配していたんだけど、そんなにひどくもなく、楽しそうにやっていてよかった。
でも、前よりも第一幕がおそろしく間延びしていたような気がします。
二幕はほんとにあっという間なんだけど、すごく眠かったです。小ネタはかなり増えてました。
古田がちょっと痩せたかしら?それとも慣れただけ??(爆)
立ち回りのところで、少し動きが良くなったような気がするんだけど。。
千秋楽ってことで、古田さんから挨拶と、「今年はアカ、アオ、シローと相変わらずゲストにおんぶにだっこでがんばっていきますので、みなさんよろしく」みたいなコメントがあって、忍者のシルエットが入ったおせんべい(阿修羅の時と同じものと思われます)まきがありました。
BGMはなんと、マツケンサンバで、一人でツボに入りました。あ~、ほんとに楽しかった~。

公演:劇団☆新感線「レッツゴー!忍法帖」
作・演出:いのうえひでのり
場所:サンシャイン劇場
日程:1月22日~2月22日
出演:阿部サダヲ・高田聖子・古田新太・粟根まこと・橋本じゅん・池田成志・入江雅人・馬渕英里何 ほか
チケット:S席7,500円

サダヲがどこまで新感線の動きについていけるのか、が、かなりの注目ポイントだったんだけど、いやー、すごいね、やっぱりサダヲ。それなりについていってるもん。
じゅんちゃんとツインだけど、そんなに下手には見えないもんな。さすがだわ、鯉の滝登り(人間風車)。

お話はといえば、相変わらず下らなくて、二幕目の冒頭の猿カニ合戦が猛烈におかしかった。
高田聖子の「あややネタ」もすごいし。。もう十分楽しみました。
あえて言えば、成志の印象が薄かったことかな?
サダヲに花を持たせているっていうのもあるんだけど、もうちょっと前に出てくる役でも良かったんじゃ無いのかな?
古田の登場シーンで、あまりにも顔がパンパンで悲しくなりました。
しばらく進めば、あんまし気にならないようになるんだけどねえ。。
少しでいいからやせようよ~(涙)。

公演:劇団☆新感線「レッツゴー!忍法帖」
作・演出:いのうえひでのり
場所:サンシャイン劇場
日程:1月22日~2月22日
出演:阿部サダヲ・高田聖子・古田新太・粟根まこと・橋本じゅん・池田成志・入江雅人・馬渕英里何 ほか
チケット:S席7,500円

さてロミジュリも東京千秋楽。
大阪に見に行く予定は無いので、その姿をじっくり目に焼きつけなくちゃ、と思って、いつもよりもちょっと気合い入れて見て来ました。

細かくちょっとずつ変わっているところがあったり、役者陣はやりたい放題という感もあり。まちゃの死に方がかっこよかったなー。やっとマキューシオに見えた。今までは「河原雅彦」だったもんね。
それから金田さんの貫禄もここに来て、悲哀が感じられるようになったし、哲さんも相変わらず素敵すぎでした。
自由にやれるようになってきたのかな?という感じ。貴公子はガッツポーズまで飛び出すしね。。。

振り返ってみるとやっぱりキャスティングって難しいんだな、と思った次第。
瀬戸さんがね。。。やっぱりこれはミスキャストだよ。頑張っているのは認めるけど、頑張ればいいってもんじゃない。
やっぱりこの世界は才能あってのモノだねだと思うから。それじゃないと金取ってる意味ないしね。
鴻上さんの演出は、やっぱり謎が残るな~。もっと両家の戦いのシーンを描いて欲しかったかも。なんか「二人がそんなに引き裂かれて無い」という印象が残っちゃったんだけど、それって、この話的にはどうなのよ?
死んだ二人も「犬死にか?」って思えちゃうし。ジャニーズ芝居としての「ロミジュリ」はどうにかすることができたものの、シェイクスピアのロミジュリとしては、ほんとにどうなのよ?と疑問の残った芝居でございました。はい。

公演:グローブ座こけら落とし「ロミオとジュリエット」
作:W.シェイクスピア
演出:鴻上尚史
場所:東京グローブ座
日程:1月15日~2月7日
出演:東山紀之・瀬戸朝香・河原雅彦・猪野学・大堀こういち・鈴木ユウジ・山下裕子・宇津宮雅代・石田圭祐・春海四方・渡辺哲・金田龍之介 ほか
チケット:S席9,000円

ケラワールド炸裂なんだけど、客席のふだん明らかにケラを見ないと思われるおばちゃんたちの、異常な笑い声に終始引き気味。あいかわらず「ここって笑うところじゃないやん」ってところで笑うし、あれどうにかしてほしい。
休憩を入れて3時間半ちょっとか。長いには長いけど、結構ストーリーにも引き込まれてしまうし、ケラだしね(免罪符)。

役者はといえば、犬山イヌコが全部持っていった感じだな。やっぱりケラ作品だからか、慣れてるし、見せ方知ってるよね。ぬいぐるみを自分の子供だとは思っていないんだけど、でも子供だっていう風に扱う、その破綻している様がなんかぐっと来た。
深津ちゃんも、ケラとは相性いいねえ。クルクル表情が変わって魅せられました。ただ、堤さんがなあ。。(ファンの方ごめんなさい)
なんつうか、さらっとしていて、印象が薄すぎ。出だしはそうでもないんだけど、話が進むにつれて、この人がセンターにいることすら忘れてしまうような、そんな希薄な印象が残る。ケラと相性が悪いのか、テレビに食われてしまったのか。もうちょっと印象に残る芝居をする人だと思っていたのにな。

全体を通してみればおもしろかったし、わたしは結構これ好きだ。シュールな感じが少し薄いけど、コク−ンだししょうがないか。ヨタロウさんの音楽も素敵だった。次は千秋楽か。。前の方でもうちょっとじっくり見てみたいんだけどな。。

公演:コクーンオンレパートリー「カメレオンズ・リップ」
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
場所:シアターコクーン
日程:2月6日~2月26日
出演:堤真一・深津絵里・生瀬勝久・余貴美子・山崎一・犬山イヌコ
チケット:S席9,000円

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