2005年9月の記事一覧

師匠である宮本武蔵の遺言に従い、肥後の山中から江戸の遊郭の新吉原に出てきた「松永誠一郎」。
彼は吉原の重鎮「幻斎」に今の吉原の裏と表を教えられる。
御免状を狙う裏柳生の度重なる攻撃、そして誠一郎も昔の因縁により命を狙われてしまう。
花魁「勝山太夫」との愛、そして吉原を守る為に誠一郎は裏柳生の長、義仙に立ち向かう。

新感線は後半になってすごく良くなる場合が多いので、今回も中日以降にmy初日。
さすがにもう三週間も経っているので、全体にこなれていい感じになっていたんだと思う。
堤さんも今までの新感線への客演に比べれば馴染んでると思ったし、わたしが見たこの回では問題になってる、おひょいさんの危なっかしさは少なかったし、何より松雪の情が深くてそこが素敵だったし、結構良かったと思った。
一番印象に残ったのは、勝山と誠一郎の愛の部分だったな。やっぱり松雪いいよね。綺麗だし。京野ことみとの扱いの違いに愕然としちゃったりもしたけど。
堤さんが吉原を守ろうと思うところとかの感情がもうちょっと見ていて(台詞じゃなくて)分かるようになっていればもっと良かったな、と思う。

公演:劇団☆新感線「吉原御免状」
場所:青山劇場
日程:9月8日~10月5日
原作:隆慶一郎 脚色:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:堤真一・松雪泰子・古田新太・京野ことみ・梶原善・藤村俊二・橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・逆木圭一郎・右近健一・河野まさと・村木よし子・インディ高橋・山本カナコ・礒野慎吾・吉田メタル・中谷さとみ・保坂エマ・川原正嗣・前田悟・村木仁 ほか
チケット:座席1階L列センターブロック ¥10,500
上演時間:約3時間(休憩含む)

一茶の「七番日記」に実際に記されていた、「随斎庵から480両が紛失した事件」を題材に、蔵前札差会所見廻同心見習五十嵐俊介が一茶の人生を演じながら、謎解きをするというお話。

夕べの疲れが出ていて、前半はもう眠くて眠くて死にそうでした。
話の筋が見えてこないからっていうのはもちろんあるんだけど、淡々としすぎていて話に入れないというか。
弥太郎とおよねのシーンのあたりから、やっと馴染める感じがして、そこからは話に入っていけた感じ。
北村くんって結構苦手でさー。今回も正直、あんまり良くは感じなかったな。
ドリさん一人勝ちの部分も多くて。
竹里を演じる高橋さんは、芝居は好きなんだけど、危なっかしい場面がそこここにいっぱい。
なんか、全体的にすごく危なっかしかった印象だけが残った感じ。

公演:こまつ座「小林一茶」
日程:9月8日~9月24日
場所:紀伊國屋サザンシアター
作:井上ひさし
演出:木村光一
出演:北村有起哉・高橋長英・キムラ緑子・小林勝也・松野健一・柴田義之・永江智明・吉田敬一・田中壮太郎・佐藤淳・大原やまと・島川直
チケット:13列センターブロック 指定5,250円
問合せ:3時間15分(休憩20分)

二回目、東京の楽。
前回よりも全体的に馴染んでいる感じかな?
佐久間さんが最期に花魁の時代を思い出して、正臣さんと練り歩くところで、やっと綺麗に見えた。
これでこの話の物悲しさが際立って良かったよ。
亀ちゃんはやりたい放題だったけどね。(苦笑)

公演:好色一代女
場所:ル・テアトル銀座
日程:9月2日~9月23日
原作:井原西鶴
脚本:齋藤 雅文
演出:山田和也
出演:佐久間良子・山崎銀之丞・宮本裕子・谷啓・近藤正臣
菊池隆則・山賀敦弘・香坂千晶・木下政治・三村晃弘
チケット:7列センターブロック S10,000円

2年ぶりのやる気の無い状態で向かった国立。
野外で明るいから思ったよりもその雰囲気も一緒に楽しむことができました。
座席もスタンドの1列目という非常に見やすいところで、手すりはあるし、前の人はいないしで、時折吹く風も非常に気持ちよく楽しめた3時間半でした。
でもなあ、なんかこう距離があるよな。もちろん物理的に距離があるのはもちろんなんだけど、ファンが要求しているものと彼ら(正確には制作サイド)の距離が。
おととしの「MIJ」は個人的にはあんまし好きじゃなかった。でも今年のコンサートも距離がありすぎて好きじゃない。
「Drink Smap」あたりまではすっごく楽しめたんだけどなー。
一番印象に残っているのは「1996年Spring Tour」なわたしです(苦笑)。スマスマも始まったばかりで「涙のSMAP」をコンサートでやったりしてねー。森くんがかっこ良かったんだよな。。懐かしい。もう9年前か。

座席:スタンド18ゲート前段A列

時間が空いたのでやっと見に行くことができた妖怪大戦争。
終始、エロエロな感じで、妖怪たちに魅了されながら楽しい2時間。
小さなお友達に囲まれながら、スネコスリに涙したり、変なところでツボに入って笑ったり。
ビールまで「キリン」っていうのがうまいなーと。
男性陣の上手さに比べて、女性陣のが精彩に欠けるけども。。。。
サダヲが良かったー!正臣さんも素敵だったー!!

オフィシャルサイト

二回目。今回はこの前よりの隣のブロック。
この芝居、見る場所によって全然見え方が違う。
二回目ということもあって、前よりも話に入ることができた。

公演:SISカンパニープロデュース「エドモンド」
場所:青山円形劇場
日程:8月19日~9月13日
作:デイヴィッド・マメット
演出:長塚圭史
出演:八嶋智人・大森博・酒井敏也・小松和重・中村まこと・明星真由美・平岩紙・小泉今日子
チケット:指定6,500円 Dブロック2列目
時間:1時間35分

花子というとある山奥に住む尼の好色遍歴を聞きに来た二人の若者。
その若者たちはただ話を聞きに来たのではなくそれぞれに別々の目的があったのだ。
花子は一体どういう女なのか?この若者たちの目的とは?

簡単に言うと、そんなあらすじ。
佐久間さんって好きじゃないんだよなー。(苦笑)
芝居そのものが怪しすぎるし、それにいくらなんでも佐久間さんの花魁姿って無理あるよ…。
貫禄がありすぎちゃって、結構微妙。

公演:好色一代女
場所:ル・テアトル銀座
日程:9月2日~9月23日
原作:井原西鶴
脚本:齋藤雅文
演出:山田和也
出演:佐久間良子・山崎銀之丞・宮本裕子・谷啓・近藤正臣・菊池隆則・山賀敦弘・香坂千晶・木下政治・三村晃弘
座席:14列センターブロック S10,000円

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