舞台は無事山の観測所。そこにやってくる社員「南のり平」、噴火口で保護された虚言癖の「アマネ」。観測所の面々、近くの旅館の三つ子。
山は噴火するのか、しないのか。
過去に実際に起こった噴火の際の出来事。
虚言癖の「アマネ」は村一番の正直者「あまね」へ。
「南のり平」はオオカミ少年へ。
アマネは脱北してきた人間なのか?北からのスパイ(金賢姫っぽい感じの)なのか?
そして天皇の権威を傘にうまい飯を食べてきた人たち。
ドラマティックなことでないと感心を見せないマスコミたち。
そしてそれに誘導され、話がねじまげられ作られていく。
この辺りが野田さんの言いたい事なんだろうと思うが、いかんせん消化不良だな。
妻夫木って、野田さんの芝居で見るたびにいつも思うが印象が薄いな…。
もうちょっと出てこないとそこだけ引っ込んでて、違和感残るわ。
公演:NODA・MAP第16回公演「南へ」
場所:東京芸術劇場 中ホール
日程:2月10日~3月31日
作・演出:野田秀樹
出演:妻夫木聡・蒼井優・渡辺いっけい・高田聖子・チョウソンハ・黒木華・太田緑ロランス・銀粉蝶・山崎清介・藤木孝・野田秀樹
座席:M列右ブロック9,500円
時間:2時間ちょっと?