2003年1月の記事一覧

千秋楽。
奥さん殺しの罪で逮捕された被告人を巡っての裁判。
お客さんは陪審員で、お客さんの判定に基づき最後の審判が降りる。
こういう趣向もおもしろいなぁ～と思いました。
役者さんはみんな達者だから見ていても楽しめるし、何より自分が有罪か無罪を決めるから、真剣に見ちゃう。（爆）
結果は無罪。
千秋楽のため、有罪バージョンも見ることができました。個人的には有罪バージョンの方がおもしろいかな。

再々演。これはこれで結構ありじゃないのかなぁ？
さすがに、大倉くんのところの岩崎くんにはちょっと荷が重かったような気もするが、がんばっていたし好印象。
永作はかわいいし、芝居も昔よりも良くなっていたような気がします。
サダヲのサムって全然やっていることに理解がなくて、無意識で人を殺している印象だけど、まちゃのはもっと確信犯って感じがした。
まあ個人的にはサダヲに軍配があがるけど、これはこれで解釈の違いかな、と思うんで、これも十分アリ。
いりぽんは、やっぱり生瀬がいいなぁ～。
あと、平川＝さとしは、無理があった…。がんばりは認めるが、印象が薄くなった感じがした。
でも結構楽しめたし、泣いたわ。。。

出ていきましょう、わたしたちここから」の台詞が一回ちゃんと聞きたくて、見に行きました。
この時代の人って、なんだかすごく普遍性を感じる。
っていうか「時代の変化」ってものは永遠に来ないんじゃないかっていう元に、惰性で生きているというか。。。
三人姉妹を見たときにもそう思ったけど、それが人生を持ち崩す原因になっているような気がしてならない。
蜷川さんとチェーホフってどうなのよ？相性。
なんだか、ちょっとそぐわないような感じがしました。
役者さんはそれぞれいいと思うんだけど、なんだかなぁ～と言った印象なんだよね。。
久々に見た高橋くんの上達にうっとりできただけで十分か。

まあストーリーはご存じだと思うんで略させていただくとして、本格的なミュージカルはこれが初めてかも。。
やっぱり一番目を惹くのはマルシアだなぁ～。
歌い方とかも癖があるんだけど、なんだか彼女中心に物語を追ってしまうのは、やっぱりそれだけの力があるってことだわよね。
知念里奈ちゃんも芝居は結構下手だけどがんばっている感じがして、声もきれいな声だし、ミュージカル向き何じゃないのかしら。
あとは成志。かっこいい。ふざけてない成志らぶ♪
でもさすがに、これだけのメンツに入ると声の細さは気になるけど、専門じゃないからしょうがないわね。。

六本木は小説家で、連載もストップし、自分の最後の物語を作り出そうとしていた。
その物語はいろんな種族の人間が集まって、「オアシス」を探して旅をする、というものであった。
ふとしたことから、その世界に足を踏み入れることになった六本木であった。。
話は結構おもしろいし、役者さんも悪くないんだけどな。
精神世界をいつも鴻上さんは書くけど、今一歩踏み込んでいないような気がするんだよねぇ。。。
なお（山本くん）が「友達の参三に頼まれて」の件に一瞬意識が飛びました。（爆）

前回と水野が変わっていた。（渋谷さん）
渋谷さんの水野って気が強くてエロエロで結構気に入りました。
愛ちゃんはいまいちなんだけど、声を張り上げなくなれば、いい感じになるんではないかと思います。
落ち着いたシーンではかなりいい線行ってると思う。
ただ、この水野のおかげで伝兵衛の陰が薄くなっているのは否めない。
バランスはめちゃくちゃ悪い。でもこの脚本だったら、これでいいんじゃないのかなぁ？だって「ダメダメ伝兵衛」だもの。
「カンガルーになってしまうかもしれません」に対する水野の「そうしたら二人でおびえて暮らせばいいんです」の一連のところがすごく好きだなぁ～。
武智くんのお辞儀になんだか涙が出た。

正直なんだかなぁ～でございます。見所は友部くんの大山のみ。最後の「蛍が帰ってきた～！」の下りは、やっぱり友部くんじゃないと泣けません。
酒井くんのあの棒読みに辟易。伝兵衛の役者じゃない。
あれじゃあせっかくのせりふがもったいない。
高野さんの水野って、あれ、水野じゃないよね。
全然せりふが生きてこない、ある意味いいものを見せていただきました。
友部くん、靴買ってください。

正直、全然期待してなかったんだよね、さぶ。
当日券を求めている人に売ろうと思っていたんだけど、うまく譲ることができず観念して観劇。
いやぁ～いいよ、いい。
江本さんと波野さんの夫婦が、まずいい！この二人の掛け合いが絶妙です。
波野さんの筋書きのコメント読むと、なんだか下手な芝居よりも感動しちゃいます。（爆）
それから染ちゃん＆寺島しのぶちゃんも、あの悲哀をうまく演じていたし、萩原くんも思っていたよりも良かった。
正月からこのクオリティーのものが見られてなんだかうれしかった。

現在北区つかこうへいでやっている千円劇場に行って来ました。スケジュールの都合で、ひよこ組だけ。。
正直、この脚本、役者に理解されてないんでは？？
赤塚くんの伝兵衛って、前見たときにはきらきら輝いてもっと良かったと思うんだけど、今回はいまいち輝かず、物足りなさが残る。
たぶん赤塚くんの中で消化できてないんだろうね。
なんかこの伝兵衛やっていて、気持ち良くないんだろうなぁ、と思ってしまった。そう思わせてはだめなのに・・・。
平岡くんの大山は小川くんを意識しすぎだし、高野さんの水野は全然水野の情がでてこないし、酒井くんに至ってはなんでこの人を使うのか理解できないほど散々たるもの。
（その他大勢といった感じか）
そのせいもあってか全体的に小物感ぬぐえず、平坦な印象。
唯一、新しい風を吹き込んでいた、武智くんの熊田。この熊田はなかなかいいよ。何より姿勢がいい。（爆）いや、ほんとにほめてるんだってば。。
親子っていうものを何組も出して、つかさんとしては、いろんな親子像っていうものを出したかったんだろうが、それが余計に話をぼやかしている気がしてならない。
最後の水野の母なぞ、ほんとうに適当な扱い（役者もひどいからかもしれないけど）になっていて、だったらいらないじゃん、と思ってしまった。
まあ私の場合は、銀ちゃんなり、祐二くんなりの、熱海像っていうのを無意識に探してしまっているから、冷静な判断はできないんだよなぁ…。
勝手言ってごめんなさい。

港カヲル（皆川さん）の芸能生活５～６周年記念という副題で催されたこのライブ。
そんなタイトルとは裏腹に「いつもの」グループ魂のライブ。
先日出た「Run魂Run」の曲披露と、合間にコント。
わたし個人的にベッキー好きじゃないんで、今回のコントはあんましだったかも…。
一昨年の松尾スズキ＆大竹しのぶのコントに勝るものはそうそう無いとは思うんだけどさ。
音楽的なレベルはあがってきたねぇ～。
前は、音楽で満足できない分、コントで埋め合わせた、って感じもあったけど、今回はみっちりライブって感じ。
追加メンバーの小園くんとか遅刻さん（大阪のライブに遅刻してから遅刻と命名）とかの力は大きいんだろうね。
前からいた石鹸（三宅くん）も腕上げたし。(^^)
特別ゲストは、右近さん（☆新感線）、猫背椿、ベッキー、遠藤ミチロウ、向井さん（元ナンバガ）、皆川さんのご両親。
あぁ～スリッパほしかったぁ～。
ピック、なんで今回は投げなかったんだろう。
今回は結構狙っていたのにな。