2006年12月の記事一覧

今年最後のお芝居となりました。久々にパルコな大王もの。
「誰もがリーだった」中学時代のお話。いじめ問題とかちょっとくすぐったい青春群衆劇風な。
まあ「自分が最後に会った相手のイメージ」ということで、中学生にしては老けている問題をかわそうとするあたりに演劇的なものを感じたりして。(言われてもムリありすぎなんだが)
脚本にしても演出にしても、作り込まれた感がしなくて残念なのですが(駄作なんだろうな、とは思う)、でも大王のこのまったりとした感じが別に嫌いじゃなかったり。
何よりも嬉しかったのは成志の九州弁が聞けたこと。
カメラ入っていました。クリスマスだからか、サイン入りぬんちゃくプレゼントもあったよ。

公演:PARCOプロデュース「みんな昔はリーだった~EXIT FROM THE DRAGON」
場所:パルコ劇場
日程:12月13日~12月30日
作・演出:後藤ひろひと
出演:堀内健・池田成志・京野ことみ・伊藤正之・竹下宏太郎・瀬川亮 他
座席:Y列センターブロック 7,500円
時間:2時間10分ほど

久々のMOP公演。こんなに埋まっている客席初めて見たかも…。というわけで。
「ずっと貴方が…」「ビッグな男」「ずいぶんな話」「ビタースイーツ」の4話構成で、頭文字を取って「ズビズビ。」だったわけです。(。はおそらく生演奏のカーテンコール)

オムニバスってどうも気分が入り切らないことが多くて好きじゃないんだけど、今回はとある「楽屋」を舞台に、ちょっとずつ繋がっていていろんな時代の平行して起こることを見せていただけたのは楽しかったです。
わたしは「ずっと貴方が…」が好きかな。「ビタースイーツ」もMOPっぽくて好きだけど。
やっぱりドリさんが三上さんと小市さんを相手にしている話が好きなもんで。
自分の父親を殺した男のずっとずっとファンで、やっと会えて、そして自分が一番言ってほしかった一言をもらえた時のあの号泣にやられた。
「ビッグな男」の勘違い次郎長の三上さんも変な歌手の木下くんもラブリーでした。

公演:劇団M.O.P.「ズビズビ。」
場所:紀伊國屋ホール
日程:11月28日~12月3日
作・演出:マキノノゾミ
出演:キムラ緑子・三上市朗・小市慢太郎・林英世・酒井高陽・木下政治・奥田達士 他
座席:K列左ブロック 5,000円
時間:2時間15分(途中休憩有)

エドとアーノルドというゲイのカップルを中心に、結婚とか、別離とか、母親とかそのあたりを絡めたお話。第一幕目がエドとアーノルドの出逢いから別れまで、第二幕が恋人のアランと一緒にエドの妻ローレルに家に招かれたところ、第三幕がアラン死後、養子のディビッドと暮す家に母親が尋ねてくるところ、という第三幕構成になってます。
もっと、なんかこう、芯のところをやってもらえると思ったんだけど、あっさりしすぎていたような感じ。原作がたぶんそうなんだろうと思うけどね。
篠井さんが「どこかにあなたが見つかるはず」って言ってたんだけどさ、わたしは全然入り切れなかったんだよなー。母親との対峙のところもさ、どうみたって愛されてて、それで不満なアーノルドにちょっとむかついたりして(苦笑)。

公演:トーチソング・トリロジー
場所:パルコ劇場
日程:11月20日~12月7日
作・演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介・橋本さとし・長谷川博己・奥貫薫・黒田勇樹・木内みどり
座席:I列センターブロック 7,500円
時間:3時間15分(途中2回休憩有)

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