2003年6月の記事一覧

去年大阪でやったやつ、その時期に大阪にいたのに、場所が分からず断念したんだよなぁ~。
今になってやっぱり見ておけば良かったと大後悔。

全体的に夏祭りって感じでのんびりムード。
ちょっと段取りが悪いというか、退屈なところもある。
が、勘九郎さん、弥十郎さん、橋之助さんなどが出てくるとぐっと場面がしまり、ぐんぐん引き込まれていく。
舅の義平次との対決場面、そして、九郎兵衛が逃げようとする場面は圧巻につきる。
客席全部を使っての演出もまた見事。すごいな、串田さん。
お客さんを楽しませようとする勘九郎さんの姿に何だか妙に感動して、話の筋じゃなくて役者に泣かされそうになりました。
はしご登り、すごかったなぁ~。カーテンコールも良かった。。あぁ~満足した~。

公演:コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」
場所:シアターコクーン
日程:6月2日〜6月26日
演出:串田和美
出演:中村勘九郎・中村橋之助・板東弥十郎・笹野高史・中村扇雀・中村獅童 ・中村七之助
チケット:一等椅子席12600円

ゴーストライターが実はゴーストだった、っていう話。(をい)
話の筋は悪くないんだけど、時系列が入り組みすぎて、何がなんだかさっぱり分からない。
「できた」って言ってたやつは実はできてなかったの??ん?
演出も悪くないんだけどなぁ、総じてなんだかだるい。
役者同士のテンポがかみ合ってないのかな?
見所は腹筋さんと久保田さんのパワーマイム対決。わたしゃファンだから大受けだったが、芝居としてはどうなのよ?(苦笑)

公演:G2プロデュース「ゴーストライター」
作・演出:G2
場所:紀伊國屋ホール
日程:6月18日〜6月29日
出演:三上市朗・関秀人・久保田浩・コング桑田・腹筋善之助・山田かつろう・瀬戸中基良・楠見薫・武藤陶子・松下好・川下大洋

阿佐ヶ谷スパイダースとしての公演は初見。
「白子」という病気から隔離された村、そこに侍が二人紛れ込んで、ここを遊郭にする計画を着々とすすめる。
侍の計画通り、遊郭計画は無事に果たされるが…。とかそんな感じのストーリー。
思っていたよりも希薄な感じを受けた。もっともっとドロドロで救いの無い方が好みらしい。(苦笑)
前半が特にまどろっこしい、というか、「イチ」という人間の無表情さで、この芝居が無表情になっている印象を受けた。
これは狙い?それとも鈴木砂羽の力量不足?
エンディングも、あんなふつうな終わり方じゃなくて、もう一つひねりがあった方が良かったなあ。
男優は総じて結構良かったな。
山内くんのふつうの(苦笑)芝居も素敵だったし、横山さんとの対決は一見の価値あり。
市川さんの、男っぷりが素敵。。。それに比べて女優陣が今一歩という感じ。なんか魅力無い。。。

公演:阿佐ヶ谷スパイダース「みつばち」
作・演出:長塚圭史
場所:スペースゼロ
日程:6月5日〜6月11日
出演:山内圭哉・伊勢志摩・市川しんぺー・鈴木砂羽・中村まこと・中山祐一朗・大林勝・新井友香・佐藤真弓・桑原裕子・小山田サユリ・富岡晃一郎・長塚圭史・伊達暁・横山一敏
チケット:指定6,800円

ユーイチは結婚式の余興でタイムスリップしてしまった婚約者のレイコを探して1958年にタイムスリップ。
そこで、GSの追っかけをしている「めぐみ」と会う。
2004年にいる彼の友達と1968年の彼との間で、リンクしながら物語が進んでいく。
正直、話なんて大してないんですよ。(苦笑)
ユーイチが1968年で、今まで後悔ばっかりしてきた人生を、後悔しないように自分の手で実現していこうとするその姿が結構素敵に思えたりして。
何と言っても生音楽がよかった。そして、アゲハの犬山犬子素敵♪新谷ちゃんや峯村リエちゃんもよかったなぁ~。
ユースケも思っていたよりも全然よかった。カーテンコールの殊勝な顔見たら、なんだか感動しちゃったりして…。
でも正直9500円は高いと思う。6500円くらいが妥当じゃないのかな?
フライングなんて意味無いじゃん。アプルクラスで見たかったような気がします。。。。秋山さんにいじられたのはこの私です。(爆)

公演:ホリプロ×ナイロン100℃「Don't Trust Over30」
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
場所:青山劇場
日程:5月24日〜6月8日
出演:ユースケ・サンタマリア・奥菜恵・井上順・みのすけ・秋山菜津子・犬山犬子・新谷真弓 ほか
チケット:S席XA列センター 9,500円

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