2006年1月の記事一覧

東京千秋楽。今日は二階からの観劇ということで、天から幕末の時代を見下ろしているようなそんな感じ。
当事者じゃなくて冷静に見ていたかな。
前回とは逆側だったので、こんなことやっていたのか、と気付かされるシーンも多く、楽しかった。
野田地図のサイトには「目的は手段を浄化するのか？！」と書かれていて「目的のためには人を殺してもいいのか？」というのがテーマっぽかったんだけれど、自分にとっては、英の自分の居場所を探す物語のような感じがした。

ＢＩＧシリーズも最終話ということで行ってきました。
当日券をゲットしてどうにか座席にも座る事ができて良かったー。

今回は、完結編としての意味合いが強いのかな？
話の展開も今までほど「どうなっちゃうの？？？」って感じも少ないし、予定調和的な感じ。
今まで出た人には全員出てもらって、ドリームチームらしい展開で最終回を迎えました、という無難な感じを受けました。
強盗二人がもうちょっといろんな意味で引っ掻き回してくれたら良かったかな。木太郎ちゃんのオドオドさも少なかったしね。

三上さんのオタキャラが結構ツボでした。
殺し屋の粟根さんとか、露出の多すぎるサラの衣装とか、このシリーズにはいろいろな決まり事があるわけですが、松尾さんの声の七変化や、大王のたくさんの言葉を操るところとかが、個人的には大好きなので、もっとやって欲しかったなーと。
まあそれでも、面白かったし、楽しんだ。みんなが幸せになるといいなーと思いました。

今年最初の観劇は成人式でにぎわう浅草での歌舞伎になりました。
夜の部で演目は「仮名手本忠臣蔵」の五段目と六段目、そして「蜘蛛絲梓弦」。
配役は勘平が勘太郎、おかるが七之助バージョンです。