みせものにされていたメリックは(藤原)、外科医師のトリーヴス(今井)に拾われ、ロンドン病院にて生活をすることになる。
学会で発表したことを受けて、メリックは有名人となり、各著名人がその病室を訪れるようになる。
誰もが彼の中に自分を感じながら…。そして彼はその短い命を終えた。
なんだかねぇ、脚本弱くないかなぁ?
出ている役者さんは悪くない。慢ちゃんの汚れ役(それもどうしようもないやつ)は結構新鮮だったし、トリーヴスの今井さんもめちゃめちゃいい!
この芝居は藤原くん主役というよりも今井さん主役だった。
彼の苦悩が、メリックの苦悩よりも勝っていた。
でも、エレファントマンに心癒されていたのは、小島聖の演じる女優だけだったよね??
どうもホリプロのところに書いてある文章と繋がらないんだけど、他の人は来ることによって、単なるステータスを得ていただけにすぎないし。
藤原くんの他の人への感情とかがもっと出てくればいいなぁと思った。なんか関係が希薄すぎるような気がする。
そのせいかなんで最後、自ら死を選んだのかの動機が分からなかった。(ダメじゃん)
公演:ホリプロ「エレファントマン」
作: バーナード・ポメランス
演出:宮田慶子
場所:赤坂ACTシアター
日程:10月23日〜11月6日
出演:藤原竜也・小島聖・今井朋彦・小市慢太郎・腹筋善之介・湯澤幸一郎・大森博・湯浅実
チケット:S席8,400円二列目センターあたり