2001年10月の記事一覧

土曜日の昼(10/27)と日曜日の夜(10/28)まとめて書くね。
っつか別に感想は大してなかったりもする。。芝居の筋以外で楽しみすぎたから。
この芝居に話を求めてはいけないんだろう、きっと。

たかシは初日よりも、悲しげな感じが出ていて、良かったかも。。それでも不満だけどね。

千秋楽のカーテンコール、非常にたのしゅうございました。
木下さんが「昨日国土省の発表で対馬プレートが3mm動いたという報告が入りました」と
言ってましたが、あれは本当なんでしょうか??
それからパンフの内藤さんの寄稿。
ほんとはね、携帯ってそんなにペースメイカーに影響を及ぼさないのよ。。。
知らないことが多すぎる、と書いてあったけど、情報を鵜呑みにして、知っていないのは、あなたの方よ、とついつい突っ込みたくなりました。

友部くん、北区のみなさん、それからたかシ。
本当におつかれさま。そして、大阪もがんばってくださいませ。

RUPプロデュース「東亜悲恋」
作:和田憲明
演出:岡村俊一
場所:青山劇場
日程:10月13日〜11月11日
出演:井ノ原快彦・シュー・横山裕・友部康志・山中たかシ・康喜弼・吉田学・嶋祐一郎・佐野賢一・平沼紀久・とめ貴志・須田つや子・木下浩之 ほか
チケット:8,500円

終わった後、何も残らない、非常におもしろいコメディ。
その半分以上は、ベテランとも言える出演者のみなさんによるところが大きいのは確かだが、
三谷さんのこういうあっけらかんとした笑いっていいなぁ、って思った。

伊東さんと角野さんのお笑いコンビもすご~く楽しい。
これ以上はないっていう息の合い方。
「ぐりんこぐりんこ」「やめて~」っていうその間の取り方。
これがダメだったら、今までの芝居全てがきっと否定されてしまうのではないのか?
そこがぴた~っとはまってくる。
この辺がやっぱりベテランなんだよねえ。。

それから八嶋智人。すごいわ~。
っていうか、いつもの八嶋くんなんだけどさ。それがまたぴったりで、おもしろくて。小芝居が見ていて楽しくて。やっぱりらぶ。
ってなことでおすすめです。見てない人は頑張って見ましょう。

公演:PARCOプロデュース「バッドニュース☆グッドタイミング」
作・演出:三谷幸喜
場所:パルコ劇場
日程:10月8日〜11月11日
出演:生瀬勝久・伊東四朗・沢口靖子・角野卓造・久野綾希子・伊藤正之・八嶋智人
チケット:指定8,500円

これは芝居じゃないでしょう、ライブ。
そう思ってみれば、話のなさも気にならないし、白井貴子の歌、右近さんの歌、大人計画の方の歌、全て楽しめた。

まあくどかん、大変なんだろうけどさ。
芝居も書いていこうよ。。コント作家に落ち着いちゃうのは、まだ早いんじゃない??

個人的に80年代の選曲がツボ。
トイレに並んでいる子の「白井貴子さんって批評家じゃなかったんだ~」の一言に超ジェネレーションギャップ。(爆)
白井貴子の衣装が懐かしかった~。
そして「TIFA」のCMも覚えていそうな自分も怖い。(爆)

公演:ウーマンリブ「キラークイーン666」
作・演出:宮藤官九郎
場所:シアターアプル
日程:10月19日〜10月25日
出演:阿部サダヲ・田村たがめ・佐藤隆太・白井貴子・右近健一・猫背椿・皆川猿時・荒川良々・宮藤官九郎・峯村リエ
チケット:指定6,300円

チェーホフをこんなにおもしろい本にするっていうのは、やっぱり脚本家岩松っていうのはすごいもんだなあ。。。とただただ感心。

誰を取っても何も文句はない。
国村さん、室井さん、広岡さん、手塚とおる、緒川たまき。などなど。。。
ほんとに素敵だったわ。
っつうか、好きな役者さんたちが勢揃いでやってくださって、ほんとに私は満足です。

ただ、ロシアの感じがさ、わたしにはちょっと理解不能なことはあったんだけども、あつみちゃんの「ルーナッサ」を見たときのような、あの閉鎖された家族空間、っていうのをまた感じたなあ。
あれはやっぱり寒い地方独特のものなんだなあ、って。

公演:三人姉妹
作:A.チェーホフ
演出:岩松了
場所:シアターコクーン
日程:10月5日〜10月21日
出演:田口浩正・杉嶋美智子・室井滋・緒川たまき・朝比奈尚行・國村隼・手塚とおる・清田正浩・吉見一豊・渋谷拓生・松崎剛也・岩松了・神津はづき
チケット:S席7,000円

初めての遊◎機械。

う~ん。なんなんでしょう、この雰囲気。万有引力とかとも似ているような。。
変にアーティスティックで、それがまた、なんだかおさまっているべきところにおさまっていないような、すごい違和感。。なんでなんだろう。

なんかすご~く言っていることはまともだし、高泉さん演じるインナーチャイルド(勝手に命名)との完了を作っていく過程はすごく素敵なんだけど、実際、あんた、そんなこと信じてないでしょ?っていうか、空々しい感じがしてしまった。
真実味が無いって言うかすごく臨場感がないっていうか。。
その芝居の全体が、この主人公の反映だとして書いていたのなら、それはそれですごいことなんだけどな。。。

高泉さんは気に入りましたわよ。さすがノボルくん。

公演:遊◎機械「ラ・ヴィータ〜愛と死をみつめて〜」
作:高泉淳子
演出:白井晃
場所:世田谷パブリックシアター
日程:10月6日〜10月21日
出演:白井晃・高泉淳子・山下容莉枝・秋山菜津子・小林隆・平沢智・瀧山雪絵・陰山泰
チケット:S席5,000円

諸事情により待ちきれなくて、当日券で観劇(L21番だったかな?)。

はっきり言って、本が甘い。
日韓問題に頭だけ突っ込んで、何をしたいのやらさっぱり分からない。
もうちょっと根深い問題も出てくるだろうに、その辺が書かれてないことが原因か?
ミナのお父さんとか出して、もっとぐちゃぐちゃにしたら良かったのに。。
日本人が考える日韓問題なんて所詮こんなものなのか、とある意味勉強になった。
いっそのこと、韓国の人に書いてもらえば良かったのにね。

たかシと木下さんの使い方に疑問。
あんな風に軽く扱うのなら、出して欲しくなかった。
あの人たちを目当てにしたファンもいるだろうに。。かわいそうだわ。

北区の中では友部くんがひときわ良かった。
いのっちとシューもいいし、役者陣には文句はない。
ただ脚本と演出が。。。
あれで8500円は高すぎる。せめて7000円。(値踏みしてどうする?)

RUPプロデュース「東亜悲恋」
作:和田憲明
演出:岡村俊一
場所:青山劇場
日程:10月13日~11月11日
出演:井ノ原快彦・シュー・横山裕・友部康志・山中たかシ・康喜弼・吉田学・嶋祐一郎・佐野賢一・平沼紀久・とめ貴志・須田つや子・木下浩之 ほか
チケット:8,500円

酷評だったんで、どうなのかな~って見たんだけど結構楽しめた。
わたしはこういう世界って全然OKなんだよなあ。

木野花の、えせヘレン・ケラーに脱帽。演出よりも役者の方がいいんじゃない??
でも、まちゃ、かなり大変だったんだろうな~。って見ていてわかるのはちょっとつらい。。

公演:月影十番勝負「世にも奇妙なネバーエンディングストーリー」
作・演出:河原雅彦
場所:青山円形劇場
日程:9月28日〜10月8日
出演:高田聖子・河原雅彦・木野花・岸潤一郎
チケット:指定4,500円

ホスピスのお話。何でか、この回は異様に盛り上がっていたらしい(公式掲示板より)。
笑いも凄ければ、泣くところはきちんと泣かせてくれて、号泣。

ガン患者のその思いが、痛いほど伝わってきた。
残すものも、残されるものも、両方ともつらい。
そんなことをまた考えた夜でした。

何の欠点もありません。すごく良かった。

公演:泪目銀座「LOVER SOUL」
作・演出:福島三郎
場所:THEATER/TOPS
日程:9月21日〜10月14日
出演:渡辺いっけい・相島一之・小林正寛・佐藤誓・森若香織・柴山智加
チケット:指定4,000円

う~ん。何なのかしら、このフィット感のないお芝居。
脚本も、演出もいまひとつ。
出ている役者さんも客演の方々と、升さん、エミさん、宮吉さんは良かったけど、あとは。。。(以下自粛)

腹筋さんの芝居が久々に見られたってことでいいにしよう。

公演:MOTHER「クラウドバスター」
作・演出:G2
場所:サンシャイン劇場
日程:2001.10.05-10.09
出演:升毅・牧野エミ・宮吉康夫・腹筋善之介・コング桑田 ほか

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