2007年9月の記事一覧

舞台装置と音楽は素敵だったな。でも転換が多過ぎてダレたり、不必要なセット換えもちょっと気になったり。（つうかあんなに部屋を出したり引っ込めたり必要か？）
主役の二人には期待せずに行ったので（海老蔵の普通の芝居が酷いのは前に見てるから期待しなかったし）まあポイント観劇で楽しんだからいいのかな？出だしの山崎さんとか素敵すぎてぞくぞくした。
亨さんと明星さんのドラキュラコンビが可愛くて素敵でさー、後半でなくなっちゃってさみしかったです。
そのかわり後半では手塚とおるが素敵でしたけども。
相変わらずセンター以外ばっかりを見ていた芝居でした。（苦笑）
でもまあ確かに11,000円は高いな。せいぜい8,000円という感じ。長塚にした意味も不明。これだったら別に長塚じゃなくても書けた脚本だと思う。

「ＯＫ牧場の決闘」から早数年。トゥームストーンではかつての英雄たちは消え、街はすっかり寂れてしまった。
そんな街を憂い、新聞記者のエリオット・ホープは自分が敬愛する「マークトゥエイン」に手紙を出す。
彼らは再びこの街をアメリカ中で最も危険な街として町おこしを計ろうと、あの決闘の起こった同じ日に「ＯＫ牧場の決闘再び」を企画する。

そんなこんななストーリー。15年ぶりの再演だそうです（当然15年前は見ていません）。
席が後ろだったせいもあるんですが、前半は登場人物が多く、説明台詞も多く、間延びしてしまってちょっと退屈な印象でした。
休憩を挟んで一気に話が展開し出して、まあ相変わらず間延びしてるところ（殺されるところとか）はあるんですが、笑いもありで面白かったです。
役者さんで言うと、まあドリさん三上さんの相変わらずの素敵さはいつものことですが、平良さん、神農くんが良かったかな。二人とも声も素敵だよね。
市長が「人質だから」ってちゃんと残るところも良かったです。
マークトゥエイン以外のこの街の人は、みんな街のことを考えていて、それがこうグッと来るんですが、結局は最後の花火みたいにみんな散って行って、これをやった意味があるのかと、エリオットに詰めよりたいところです。無駄に血を流しただけじゃないのかと。

あ、馬、ヤフオクで販売されるそうですよ。