やっとこの日がやってきたと違う意味で感無量。
昨日打ち上げをやったらしいんだが、そのお陰もあったのか、もう噛みまくりの、台詞飛びまくり。勘弁していただきたいものです。
まあこういう日は銀ちゃんの芝居は冴えるんだけどさ。
芝居の方は流れがスムーズになっていて、あっという間という感じ。
黒もっとい(黒元結い)の説明とか入っていて、分かりやすくなった。
でもまあ気になるところは初日と同じというか。
ストーリーの中で説明不足なところがそこかしこに。
半蔵と一緒にいるあの女性のあたりとか。
なんであんなに南町奉行がいきなり態度変えるのかとかさ。菊姫オチ(幕末)かと思ったよ。
あの女性を抱くあたりも、もうちょっとエロ丸出しでやってほしいしさあ…。
その辺り補填して再演してくれたらいいなあ、と思うんだが。
冒頭のあたりとか、もうちょっとどうにかしようがあると思うんだけどなあ。
話が面白いだけになかなか残念な演出&脚本。
これ、どっかで連続ドラマとかにしないかなあ。
続きが気になりますねえ…。
千秋楽のため、栄島くんによるキャスト紹介有り。
亨さんが刀を抜いてぐるぐると刀を回しておりました。
一部狂喜乱舞な客席でした。あー嬉しかった。
関係ないのだが、Wikipediaの「スリ」の項目でこんな説明あり。勉強になりました。
当時スリは髷を元結い1本で結ぶのが掟で、そうでないのはしろうとスリとしてスリ仲間の制裁を受けた。天保頃は江戸に黒元結連という組があって、元結いを黒にして、一目でその所属がわかるようにしていたという。
公演:紀伊國屋書店提携公演「御用牙」
場所:紀伊國屋サザンシアター
日程:3月20日~3月29日
原作:小池一夫/神田たか志
脚本:竹内佑
演出:内藤裕敬
出演:山崎銀之丞・西山繭子・大沢健・きだつよし・荒谷清水・木ノ内頼仁・柿丸美知恵・高安智実・篠原真衣・前田晃男・丸山英彦・福田靖久・三村晃弘・柚原旬・栄島智・本井博之・山中達矢・尾崎雅幸・加賀田浩二・山本亨
座席:4列センターブロック 5,500円
時間:2時間10分