劇場に入って舞台セットにまずうっとり。
洞窟というか、洞穴のセットで、真ん中に水たまり。そして時折落ちて来る水のしずく。うっとりしながら開演を待つ事ができた。
さて本編の方は結構他では叩かれていたんだけど、そんなに悪くなかったと思うんだよなー。
前回新国立でやった「胎内」の方はあいにく見に行っていないので比較しようがないけども。
「ゴド待ち」風?
終戦後の日本。「胎内」とも思える洞穴に閉じ込められてしまった3人。
それぞれが自分の今までを見つめ、これからを見つめ、そして外に出たいと欲しながらもでもやっぱり出口は塞がれたまま。
前向きに歩こうとしていたり、でも歩けなかったり、そんな葛藤を描いた2時間だった。
公演:青山円形劇場 + ゴーチ・ブラザーズ共同プロデュース公演「胎内」
場所:青山円形劇場
日程:10月20日~10月30日
作:三好十郎
演出:鈴木勝秀
出演:奥菜恵・長塚圭史・伊達暁
座席:Aブロック3列目5,500円
時間:2時間5分