2006年3月の記事一覧

高田聖子の個人プロジェクトとして始まった「月影十番勝負」も今回でラスト。わたしは２～３個見たかな？

とある漁村。そこによそ者らしい「奈美子」という女がいる。どうにか周りにも受け入れられて来たところに、怪文書がばらまかれ、やっぱりここにもいられなくなる。実は彼女はとある施設で育ち、そこの所長北城（字は不明）の誘いを断った為に彼から追われる身に。そしてその逃亡先でいろいろトラブって人殺し。とうとう捕まり、医療刑務所への移動中、また逃げるのだが…。
とかなんかそんな感じのストーリー。

正直、なんか入り込めなかったんだよなー。
役者さんは良かったんだけど、芝居の割に座席の横幅が大き過ぎて、すごく遠くで芝居をやられている感じがして。
目の前に起こっていることには集中できるんだけど、次のシーンに移っちゃうともう「あれ？前のシーンってどんなんだっけ？」とぽかーんとしちゃった。

偶然にもＷＯＷＯＷ放送日となりました。なんかこういうのって少し緊張しちゃう。（バカ）
物語はすっかり落ちぶれている安兵衛が、助太刀に高田馬場まで向かうまでのお話。その後のお話はこのあたりのWikiでどうぞ。

どうしようもない安兵衛に、長屋の皆さんがいろいろ世話をやいたり、裏切っちゃったりして、そんなドタバタ喜劇になっておりました。
始まってすぐの、あの長唄のみなさんの声に、実はちょっと泣けて来ちゃったりしてね。
欲を言えば、安兵衛があんなにいろんな人に「何かしてもらえる」風には見えなかったのが残念だったかな？そんな器にはとてもとても。その上、このあと、あの活躍をする人にもとても見えなかった。うーん。
ちょっと厳しいですかねえ？
でも２時間ちょっとめいいっぱい楽しんだよ。