2001年5月の記事一覧

おもしろかった。こんなホストクラブがあってもいいよね。
下町みたいなさ、今時「店外デート禁止」とか「夜１２時までの営業」とか、そういった「人情」のこのお店好きだわ。

それぞれのキャストも実に魅力的。
考え無しの馬鹿がやったことをみんなでフォローしてあげたりして、何でお店を離れないのか、その理由が分かったような気がする。

でもさ、時々責任を取らせることもした方がいいと思うよ。
甘やかしすぎはよくないです（爆）。

アイルランドの片田舎の五人姉妹のお話。
すでに成長したマイケルという息子の思い出話として、彼女らの人生などが語られる。

日本人にはやっぱり宗教とか民族とかそういったものは馴染みがないので、あんまり心に入ってこないんだよね。。正直。
マイケルの語りとして作られているので、どちらかと言うと淡々とした進み具合だし。

ルーナッサのお祭りの時に、行きたいけど、宗教が違うってことが、厳粛なカトリック教徒のケイトは許せなくて、家で踊る姉妹にいらいらしながらも、でも自分も踊り出してしまう、このシーンがすごく印象的でした。

マイケルの語りがすごく素敵だった。
夏休みの楽しい日々を、夏休み最後の日にぼ～っと思い出すような、夕焼けの広場のような、セピア色の写真を慈しむ時のような、暖かさと、優しさ、そして寂寥感がすごく胸に伝わってきた。

ＭＯＰ初見。すんません（苦笑）。
ある売春婦が殺され、その仕返しのために立ち上がった詐欺師たちのお話。
とても分かりやすいストーリー。
でも仕掛けがいろいろとあって、いろんな人にいろんなストーリーがある。
セットの換え方にもセンスが感じられる。
演出も無駄がなく、疑問が湧かない。
またキャストは特に男優さんがみんな個性的、そしてかっこいい。んでもっていい声してんのよね～、これが。
これがＭ．Ｏ．Ｐ．の魅力なんだろうな、と思う。
岡森さんのじじぃ（爆）も絶品。杖が折れたの、仕込みだと思ったらハプニングだったらしい。。（爆）

はらはらしたし、「どうなるんだろう？」とスティングを知らない私は思ったし、楽しめた２時間半でした。（途中休憩あり）

「芸達者たちのやりたい放題」その感があった、この芝居。
でもその技量に負けない脚本。すごいの一言につきる。

粟根さんの空回りさ、大王のグローバルさ、松尾さんの器用さ、松永さんのエロティックさ、八十田さんのどんくささが、心ゆくまで堪能できます。
ほんとおもしろい、そしてほろっとさせられたりもして、ジェットコースターみたいなお芝居だった。
時間が許すならもう一回行きたいなぁ。でも行けないなぁ。。おすすめ♪

久々の吉田智則らしい芝居だった。
やっぱり、こういう「いぶし銀」のような役柄は合ってるね。不器用で情にあつい。
もうぴったりすぎて、はまりすぎて。また見たいと思わせてくれた。
人斬りをしながら「太郎さんはおさよさんを。。。」のところは圧巻だったもの。

共演している人の中でもぬきんでていたし、古賀さん、武田さんといった、北区のメンバーがやっぱり出演者の中ではぴか一だった。
共演している東風平さんもイヤミがない、かわいい役どころを好演していたと思う。
全体的に今一歩。楽辺りにはすごく良くなってると思う。

再演ものの良いところは、初日と楽であまり大きな変化がないこと。
今日はやや後ろの方の席で、舞台全体を絵画のように楽しむことができました。
やっぱり、近藤さんはスターだよね。
おばさん連中の「何故ここで？」という拍手に戸惑いながらも、でもそのスターの健在ぶりを堪能できました。

何回見てもす～っとする、いいお芝居。
厚木公演が１８～２０日にあるので、もしよろしければこちらもどうぞ。
おすすめです。

カーテンコールでは、二十周年ということで、シャンパンを持った、そして出演者の誰よりも派手な横内さんがいらっしゃって、一緒に乾杯してました。
そして星野事務所絡みで銀ちゃんが客席に座っていらっしゃいました(^^)。