2009年11月の記事一覧

浮気の発覚を恐れたダズラー元帥が、ロシアに向けて核弾頭を積んだ戦闘機を放った。ロシアとの開戦を防ぐために、一流のネゴシエーターバンデラスがダズラー元帥の元に向かう。12時間の間に開戦を防ぐことができるのか？！

とそんな感じのあらすじ。

正直、昼公演の脚本がすごくいい出来だったんで、終始「つまんない脚本＆演出だなあ」という感じがしてしまった。なんかスカスカした感じで。
世田パブってよほど上手く舞台を使わないと、幅も高さもある舞台だから、スカスカした感じになっちゃうんだよね。
それをうまく埋められない感じがしたなあ。

確かにキャストは今までに見たこともないようなコミカルな感じで（ラストシーンのミュージカルな堤さんとかね）全員悪くないんだけどさ、なんかそれだけっていうか。逆に痛々しいというか。
まあ評判はいいらしいんで、そう思ったのはきっとわたしだけなんだろうな。

「鈍獣」に引き続き、ねずみの三銃士による公演。脚本・演出は一回目と変わらず。
今回はゲストに三田佳子さんを迎え、補強メンバーとして岡田くん投入という感じですか。

ケータイ小説家「飛竜」（生瀬）、絵本作家「上原」（成志）、風俗ルポライター「浜名」（古田）の三人が、「印税生活してみませんか？」という招待状に招かれてやってきた田舎のお屋敷。そこに入ると無名の長津田麗子（三田佳子）という女優が「わたしの自伝を書きなさい」と依頼される。書き終わるまではこの屋敷からは出られないと脅迫され、三人はいやいやながらも書き始める。全く関係無いと思われた三人と長津田の関係も少しずつ明らかになっていき…。

とそんな感じのあらすじです。

いやーすごいもん見た、という感じです。
このクオリティの脚本をまだ書けるという宮藤さんもすごいし、脚本の間を埋める演出も、もちろん三銃士の三人もすごいし、それに身を投じた三田さんもすごい。
なんといっても終盤の生瀬がいいわ。

思い出したら追記する予定。