スタンディングオベーションの是非

peatさんのところ経由でfringeの記事を読みました。

わたしの場合、ほとんどスタンディングすることはありませんが、よっぽどいいもの見たなーという時には立ちますね。最近だと「朧」の二回目(最前で染にあおられたという経緯あり)とか、ちょっと前だと「赤ドクロ」の千秋楽とか「贋作・桜の森の満開の下」とか。もう感情的に高ぶっちゃって立たずにはいられなかったりしたことが何度かあります。
比較的あっさりとしたカーテンコールの芝居を見に行くことが多いんですが(ナイロン、大人計画など)、三谷さんとかの芝居などは、客が「立つのが当然。見せてもらったんだし」というスタンスの人が多いと思う。まあいいもの見せてくれればもちろん立つこともやぶさかでは無いんだけど、そういう「暗黙のルール」化しちゃうのってどうなんだろうね?

自分自身の意思で立つならよいが、つられて立つ観客がいると俳優も勘違いする。

いますねー、勘違いしてる俳優(爆)。
っていうか、客にやんわりと強要する俳優さんいますよね。特にジャニーズの方とか。誰とは言いませんが。そういう時は頑として立ち上がらないわたし。(苦笑)
ジャニーズの人が演劇の世界にやってきてから急激に増えたように感じます。

野田さんが「泣きたい病、感動したい病がまん延して、安っぽい感情で満足されては困る。ブーイングする人や怒って帰る人もいないと、役者が勘違いしてしまう」と書いているそうですが、野田さんのところのカーテンコールの長さも半端じゃないですよ。嫌なら出てこなければいいのに。なんてね。

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