つかこうへい追悼公演「新・幕末純情伝」

実に8年ぶりの新幕末。あれ?そんなに経ったっけ??
この間の演舞場のやつは、あれはもう別物なんでね。
そして12年ぶりにやっと会える銀ちゃんの土方に、心躍らせて見に行かせて貰いましたよ。

主演二人が若いので、若い幕末になるかと思いきや、やっぱり引っ張られるのは、智則くん演じる桂だったり、土方だったりするのは、まあしょうがないと思ってあげて下さい。

今回が一番、沖田の心情に同情したっていうか。
あんなに新撰組に幸せそうに馴染んでいる沖田を初めて見た、っていうか。
沖田&土方を中心に見たので、切なくてねえ…。

演出的にはだいたいそのまま。各曲が差し変わっていて、そのお陰でいろいろ破綻しているところもありましたが、まあ気にならない程度かな?
「○○両ゲットだぜ」ってピカチューじゃないのに。
細かくカットされていたシーン、台詞は随所にあったような気がします。精米所ないし(苦笑)。

一応ネタバレ配慮して、詳細は続き以下に。

杏ちゃんはちゃんと女になりきってない、少女性が出ていて良かった。
もうちょっとちゃんとした人に殺陣指導してもらったら、もっと良くなっていたんだろう、と思ったりして。勿体なかった。

馬場くんも筧のコピーながらも頑張ってはいた。
でもアクが薄いというか淡々としすぎな気がするんだよな。吸引力が無いというか。
ジェットストリームのシーンで、バラの花を持って客席から出てくるんだけども、その花そのまま持って行っちゃうのはどうかと思うんだよなあ。
あそこ指一本で周りの人をコントロールするから、龍馬の吸引力が分かるっていうか、それを花を持たせたことで、道具無いとコントロールできないみたいに感じちゃったんだよな。

気になったのは「沖田が小さい頃人目を盗んで二川に遊びに行った」という描写がないこと。
これで以蔵が沖田に向けた思いなんかが全部ぼやっとしちゃったんだよね。
以蔵を演じた和田くんが思いの外良かったんで、そういう面でもちょっと勿体なかったな。

桂の智則が結構良かったんだよなあ。
つかさんの泥臭い台詞って、この作品の場合は土方や桂に振り分けられるわけですが、この二人がちゃんとしめていたので、きれいに成り立った感じ。
床での芝居が多いので、もうちょっと舞台全体を意識して芝居ができるといいかもね。

新撰組の連中、下手くそすぎてにんともかんとも。
元北区の連中ってこんな状態で新劇団作ろうとしているのかと辟易。
誰かちゃんと指摘してやれよ。
今までお客さんが入っていたのは、君たちの演技力じゃなくて、つかさんのネームバリューだということを。
そのせいか知らないが、今回は新撰組に悪意が見えて、ちょっとげっそり。

銀ちゃんの土方は安定感すごい。やっぱりいいなあ、さらさら。さすがに年齢設定が厳しいけどさあ。
今回は沖田と土方がすごく幸せそうなので、最後がもう切なくてねえ…。

というわけで相変わらずの毒舌だけど見ていて本当に楽しい新幕末。また来週、千秋楽を見てきます。

パンフは1000円。加藤雅也がどれだけ銀ちゃんが好きかが確認できる対談つきです(爆)。

公演:つかこうへい追悼公演「新・幕末純情伝」
場所:パルコ劇場
日程:9月13日~9月25日
作:つかこうへい
演出:杉田成道
出演:鈴木杏・馬場徹・和田正人・吉田智則・小澤雄太・加藤雅也・富岡晃一郎・逸見輝羊・川畑博稔・南野真一郎・伊澤玲・相良長仁・藤榮史哉・佐藤義夫・山崎銀之丞
座席:昼Z列センター、夜X列センター 指定6,800円
時間:2時間20分

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