なんか最近新感線絡みのチケットもすっかり取りづらくなりましたねー。某FCで取った前すぎる席で見てみると八百屋が迫ってくる感じ。平衡感覚おかしくなるよ…。それに大音響が椅子から響いて来て寝させてくれません(苦笑)。

まず一番言いたいのは「横さんかっこえー!」(をい)
衣装が似合ってるぅ!たくましい腕がこれでもかってくらい露出。きゃーーーーっ。

…………ごほんごほん。
思ったよりも真っ当なマクベスでした。1980年代の「メタル・マクベス」というバンドと2206年のESP帝国でのお話とが微妙にリンクしながら話が進んで行くのですが、非常に分かりやすい構造になっていて、パーティーのシーンとかうまい具合に脚本作ったな、という印象でした。
内野さん・松さんのランダムスター(マクベス)夫妻もなかなか良い感じじゃなかったかと思います。
詳細は、追記部分で。

マクベスのストーリーの中で一番観客に近いところを現す「門番」に皆川さんを配してて、これは宮藤さんのご指名なのかな?
きっと新感線のファンの方には彼のキャラは受け入れられてないような気がしますが、わたしには結構ツボで、もうかわいくてさぁ。
最後のランダムスター夫妻の秘密を知っちゃって、それでワタワタしちゃって、でもこの二人に良くなって欲しくて自分の母親まで呼んじゃってっていうキャラが愛しくて。たまりませんでした。

出演者についてちょこちょこと。
この話って個人的には「マグダフ」次第と思っているのですが、今回の北村くんは微妙でしたなぁ。というかわたしが彼の芝居、好きじゃないからかもしれないのですが(その割には何回も見てるよな)、もうちょっとおいしく演じることができたんじゃないかと。印象が薄くなっちゃった。
それから、松たか子のランダムスター(=マクベス)夫人がね…。NODAのときよりも良かったとは思うんだけど、夫婦の絆が見えないっていうか、特に狂っちゃった後が「オフィーリア」にしか見えないんだよ。
領主の妻としての威厳というか、そういう「背負っているもの」が彼女の背景に感じられなかったのが残念だった。
あとは上條さんが良かった。さすがに歌もうまいし、あの貫禄、迫力。周りとうまく調和しているのも、やっぱり経験のなせる技ですね。

ストーリーでちょっと分かんなかった事あったんだよな。
最後の方で、「空が剣によって真っ二つに割れない限り、鯨が陸を走らない限りマクベスの地位は安泰だ」とかいう台詞。
あれって原作だと「バーナムの森が動かない限り安泰だ」とかいう台詞だったと思うんだが、これってどういう風な変換になっているんだろう。というか鯨が陸走ったっていうのは、どうなった?ここだけ分からなかったよ…。
最後が首では無くて「腕」だったのはメタル的な要素を含んでいたりするんだろうかねえ?

まあ生音の4時間、若干体にきつかった感はあるものの、結構楽しみました。

公演:Shinkansen☆RS「メタル・マクベス」
場所:青山劇場
日程:2006年5月16日~6月18日
原作:ウィリアム・シェイクスピア
脚色:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
出演:内野聖陽・松たか子・森山未來・北村有起哉・橋本じゅん・高田聖子・上條恒彦・右近健一・逆木圭一郎・河野まさと・村木よし子・インディ高橋・山本カナコ・礒野慎吾・吉田メタル・中谷さとみ・保坂エマ・皆川猿時・冠徹弥・村木仁・川原正嗣・前田悟 ほか
座席:S席B列センター12,000円
上演時間:3時間55分

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コメント(2)

はじめまして。
マクベス夫人に関して「オフィーリアにしか見えない」っていうのを読んで、ようやくすっきりしました!
松たか子さんの狂気の演技を見て何かがひっかかって、でも自分がなにに違和感を覚えているのかずーーーーーーーーーーっと分からなかったのですが、それでした。

同じく「鯨」が分からなかったので、もう少し考えてみたいと思います。

>>1かおるさん
コメントありがとうございます。
同じ事を思われた方がいて、なんだかホッとしました。(苦笑)
「鯨」の件、分かりましたら是非教えてくださいね♪

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